ベッドフレームとしてすのこベッドが人気を集めています。しかし、購入後に思っていた使用感とは違っていた…と後悔してしまう話もあるようです。実は、すのこベッドは特徴を理解して使わないと、想定していた使用感と異なってがっかりしてしまうことがあるのです。
ここでご紹介する内容は、そもそもすのこベッドとはどのような家具なのかといった基本の部分から、すのこベッドで後悔してしまう主な理由と対策の仕方です。記事の最後ではおすすめのすのこベッド12選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
すのこベッドとは?
すのこベッドは、読んで字のごとく枠組みがすのこのような形をしているベッドの総称です。すのことは、木材や竹材を一定間隔で角材の上に直角に打ち付けたものを指します。
すのこは平板とは異なり、隙間が空いているため通気性が良く、夏の時期も快適に過ごすことができるメリットがあります。湿気がこもりにくいからカビも発生しにくく、衛生面ですのこベッドを選ぶ人も少なくありません。また、すのこ部分は取り外すことができるので、寝具を干すのと同じく取り外したすのこを太陽の下で干すことで湿気を取り除くことでもカビの発生を抑制できます。
すのこベッドは木材が原料になので自然な木の香りを楽しむことができます。ヒノキなどの高級木材を使って、使用感を前面にアピールしているすのこベッドもあるほどです。
すのこベッドで後悔する主な理由と対策方法
すのこベッドを買った結果、後悔してしまったという話を聞くことがあります。ここではすのこベッドで後悔してしまう主な理由とそれに対する対策方法についてご紹介します。
冬場に寝冷えしてしまう
真冬になると室温も下がり、布団の中から出たくないと感じる人も少なくないほどです。
すのこベッドは木材がすのこ状に組まれており、隙間が空いているのが特徴です。そのため、床の上に直接寝ていなくてもベッドの下から冷気が上がりやすく、寝冷えしてしまうことがあります。すのこベッドの優れた衛生面や通気性は、冬の時期では寒く感じやすくなるというデメリットに繋がってしまうのです。
そのため、冬の時期は特にすのこの上に厚めのマットレスを敷くなどして、冷気が体に届かないように意識しましょう。
寝心地が硬く感じる
すのこは木材ですので、その上に直接寝れば床の上に寝ているのと同じような寝心地になります。薄手の敷布団を使っている方などは、すのこベッドだと寝心地が硬いと感じる場合があります。すのこベッドを使う場合は、木材の硬さを感じないような敷布団やマットレスを使うようにしましょう。
また、すのこベッドは、商品ごとにどのようなマットレスを敷くのかが想定されている場合も多いです。そのため、すのこベッドを販売しているお店が推奨しているマットレスを選ぶことで快適に使えるようになります。
軋む音がする場合がある
すのこベッドに限ったことではありませんが、木製のベッドに寝ているとき軋む音がすることがあります。
長く使っていると経年劣化などで軋む音がすることもありますが、その原因になるのは主に湿気です。通気性に優れているとはいえ、すのこベッドも木材が原料ですから湿気を吸収しやすい特性があります。特に梅雨など湿気が多い季節に軋む音が大きくなる場合は、日頃から除湿を心がけて、湿気が溜まりにくいようにしましょう。
また、軋む音の原因には床との摩擦によるものも考えられます。この時の対策としては、床の上に直接すのこベッドを置くのではなく、ラグを敷いてその上に置くなどの工夫をしましょう。床に傷がついてしまうのも防止できるのでおすすめです。
絶対にカビないわけではない!
ここまでご説明した通り、すのこベッドはその構造から通気性が高くなっており、カビにくいのがメリットです。しかし、通気性が良いとはいえ全く湿気が溜まらないわけではなく、マットレスや敷布団によって空気の循環が阻害され、カビてしまうといった場合もあるのです。
すのこベッドを使う場合でも、やはり日々のお手入れは大切です。マットレスや布団は敷きっぱなしにせず、こまめに片付けるようにしましょう。また、サーキュレーターなどを当てて湿気を飛ばしたり、そもそも部屋に湿気がこもらないようにしたりといった工夫をするのも効果的です。
後悔させない!メリット別おすすめのすのこベッド12選
様々なすのこベッドが販売されており、商品ごとにそのセールスポイントも異なっています。自分のニーズに合った商品を選んで購入することで、後悔するリスクはさらに減らすことができるでしょう。
ここからは、すのこベッドのメリットを大きく4つに分け、それぞれのカテゴリーごとに3つの商品をご紹介します。どれも人気と実績のあるすのこベッドですので、選べば満足のいく使い心地になることでしょう。
快適に眠れるマットレス付きのすのこベッド3選
ここでは、マットレス付きのすのこベッドを3種類ご紹介します。販売サイトがセットでおすすめしているマットレスですので、すのこベッドとの相性は抜群で、快適に眠れるはずです。
快適に眠れるマットレス付きのすのこベッド①
![[セミダブル] 宮付きすのこベッド マットレス付 プレミアムタイプ](https://agehaken.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/09/すのこベッド1-1.png)
販売サイト:https://www.modern-deco.jp/c/bed/ysb-002-sd-xlm1
セミダブルでゆったり幅のすのこベッドです。ベッドフレームはフィンランド産の天然パイン無垢材で、美しい木目と木の温もりを感じることができます。ふっくらした寝心地のマットレスは極厚の20cmで、冬でも温かく眠れます。
快適に眠れるマットレス付きのすのこベッド②

販売サイト:https://kagu350.com/goods/g134023
こちらの商品もコイルマットレス付きですが、すのこベッド単体での購入も可能です。ヘッドボードには棚スペースと2口コンセント付きで、スマートフォンを枕元に充電しながら使える利便性があります。
快適に眠れるマットレス付きのすのこベッド③
![[幅99][シングル] ベッドフレーム 単品orマットレスセット すのこベッド 木製ベッド スチール脚](https://agehaken.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/09/すのこベッド1-3.png)
販売サイト:https://www.low-ya.com/goods/F909_G1028
こちらの商品は、ヘッドレスデザインのすのこベッドで配置しやすいのが特徴です。ベッドの脚も低めになっていて開放感があり、ワンルームに向いている商品です。フレームと脚部は異素材で、ナチュラルにもモダンにも合わせやすくなっています。
香り豊かなひのき製すのこベッド3選
ここでは、安らぎを与えてくれる香りが魅力的なひのき製のすのこベッドを3種類ご紹介します。
香り豊かなひのき製すのこベッド①

販売サイト:https://www.dinos.co.jp/p/1334300263/
無塗装の国産ひのきを使用した天然素材のベッドフレームです。組み立ての際に、床面の高さを21・26・31・36cmの4段階で調節できます。天然の国産ひのきを使っているので部屋中に木の香りが漂います。
香り豊かなひのき製すのこベッド②

販売サイト:https://rasik.style/products/143984
ひのきには抗菌効果やリラックス効果、そして防虫・防ダニ効果が期待できます。この商品では、国産ひのきの中でも四万十産のものを厳選して使っています。耐久性も十分で、安心して使えるすのこベッドです。
香り豊かなひのき製すのこベッド③

販売サイト:https://yamazenbizcom.jp/item/Q1A23.html
コンパクトなひのき製すのこベッドをお探しならこちらがおすすめです。シングルサイズかつ折りたたみ式なので狭いお部屋にも置きやすくなっています。キャスター付きなので模様替えやベッド下の掃除もしやすくなっています。
便利な収納つきのすのこベッド3選
ここでは、洋服や身の回りの物などを保管できる収納が付いているすのこベッドを3種類ご紹介します。
便利な収納つきのすのこベッド①

販売サイト:https://www.i-office1.net/shop/14000288/
こちらの商品は、ブラウンとナチュラルの2色のカラーバリエーションが用意されており、インテリアに合うカラーを選べます。すのこの下には2つの引き出し式の収納が付いているので替えのシーツや服などを入れておけます。
便利な収納つきのすのこベッド②
![[シングル] 収納付きすのこベッド スマホスタンド&USB+2口コンセント ベッドフレーム単品 *カドリーPLUS-TG*〔73400030〕](https://agehaken.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/09/すのこベッド3-2.png)
販売サイト:https://www.tansu-gen.jp/products/73400030
利便性の高いすのこベッドならこちらがおすすめです。ベッド下の引き出しだけでなくスマートフォンスタンドや2口コンセントも付いていて、寝室にはこれを一台置けば十分と言えるほどの機能性が魅力です。
便利な収納つきのすのこベッド③

販売サイト:https://item.rakuten.co.jp/syo-ei/500025619/
収納の容量にこだわりたいならこのすのこベッドです。収納の容量は最大で約800Lで、スーツケースなどもしまえるほどになっています。床板部分を外して使う収納庫型になっており、引き出しを引っ張り出すスペースを考えなくていいのも特徴です。
折りたためてコンパクトなすのこベッド3選
ここでは、使わないときには折りたたんで部屋の隅などに置いておけてコンパクトなおすすめのすのこベッドを3種類ご紹介します。
折りたためてコンパクトなすのこベッド①

販売サイト:https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=7057725
こちらの商品は、2つに折りたたむことができ、寝るとき以外はコンパクトに片付けておけます。取っ手も付いているため女性でも楽に持ち運び可能です。さらに、2つ折りにしてバンドで固定することで布団干しにすることもできます。
折りたためてコンパクトなすのこベッド②

販売サイト:https://www.bed-tsuhan.com/product/2149
こちらの商品は、二つに折りたたんで部屋の隅に置いたり、布団干としても活用できる便利なすのこベッドです。キャスター付きで移動も楽々です。すのこ板を31枚使用していて凹凸感を軽減しており、快適な寝心地を実現しています。
折りたためてコンパクトなすのこベッド③

販売サイト:https://atexdirect.jp/products/ax-bf1011
桐の無垢材を使った折り畳み式のすのこベッドです。キャスターや樹脂パーツ、サイドポケットなどのパーツの色合いにもこだわることで、よりインテリアに調和しやすいデザインに仕上がっています。おしゃれさにこだわりたい方におすすめです。
まとめ
この記事では、すのこベッドを購入して後悔してしまったという体験談を受けて、すのこベッドで後悔しないための対策方法を解説しました。すのこベッドは通気性の良さや木材ならではの質感が感じられるのが特徴です。しかしその分、日頃からお手入れをする必要もあります。しっかりとメンテナンスすることで、長く使えるようになることでしょう。
このように、すのこベッドはリーズナブルなのにメリットがたくさんあるおすすめのベッドフレームです。人気の商品もご紹介しましたので、ぜひこれらを参考にして、すのこベッドの購入を検討してみてはいかがでしょうか。